Gitリポジトリの作成

新しいGitリポジトリを作成する方法を学びましょう。
今回はGitの練習用にgit-practiceという空のディレクトリを作成してGitのリポジトリを作成します。

Gitリポジトリの作成

まずはターミナルを開いて、専用のディレクトリを作成しましょう。

mkdir git-practice

次に、作成したディレクトリに移動します。

cd git-practice

次に、Gitリポジトリを作成します。

git init

コマンドを実行すると、次のようなメッセージが表示されます。

Initialized empty Git repository in /path/to/git-practice/.git/

これで、git-practiceディレクトリ内にGitリポジトリが作成されました。
git initコマンドを実行すると、.gitという隠しディレクトリが作成されます。
このディレクトリには、Gitが管理するための情報が格納されています。
Gitのリポジトリの実態はこの.gitディレクトリにあります。
.gitディレクトリを削除すると、Gitのリポジトリは削除されます。

誤って.gitディレクトリを削除しないように注意してください。
次のコマンドで、.gitディレクトリが作成されたことを確認できます。

ls -a

次のように表示されれば、Gitリポジトリが正常に作成されています。

.  .git

対象のディレクトリでgit initを実行することで、これから作成するファイルやディレクトリをGitでバージョン管理することができます。

なおGitのリポジトリは既存のディレクトリに対しても作成できます。

途中からGitでバージョン管理を行いたい場合は、対象のディレクトリに移動してgit initを実行することで、Gitリポジトリを作成できます。